
箱根ターンパイクヒルクライム!
本年の大会はというと、
秋の王滝42キロ・・・豪雨のためコース崩壊→早々に中止決定
赤城ヒルクライム・・・台風通過のため前日に中止決定
自然の力には勝てないとはいえ、中止続きで出る大会がない・・・
そんな時、お世話になっている須田コーチから大会のお誘い。
そう!箱根ターンパイクを登る「箱根ヒルクライム」です。
気軽にお誘いに乗ったものの、何だか坂が急である情報が。
赤城中止でトレーニング強度が落ちてしまった状況ですが、距離だけ見れば13.8㎞。赤城の約半分。大丈夫かな?!
しかし、平均勾配が7.2%。赤城よりある!
しかも後半3km位は下りの多い平坦コース??
あやしいぞ、この平均勾配・・
用意したギアは フロント36T リア最大28T
それで、結果ですが
ギアが重すぎて回せません・・
スタート直後からずーっと続く10%近い坂に、こんな状況を登ったこともなければ想定もしていない私は心が折れまくり・・・。
しかも、今の実力ではこの坂には重すぎるギア設定でだんだんケイデンスが落ちてきて
① ギアが重すぎる(適正ギアを使っていない)
② ケイデンスが上げられずパワー値が上がらない
③ 結果スピードが上がらない=タイムが出ない
④ 足も上手に使いきれず、中途半端に足が残る
そんな状況がデータにもちゃんと残っております。
この時はトレーニング状況から、1時間継続できる出力はだいだい200Wちょいと想定。
そこをうまくコントロールして走るつもりでスタートですが。
サイコンの設定は、1㎞で自動ラップを切る設定。
スタート直後はなかなか良い調子。
しかし・・・
ギアが合わず(早々にマックス軽いギアにしてましたが)回せない結果、どんどんケイデンスが下がり、9㎞過ぎるころにはなんと平均ケイデンスは53まで下がり、かなり不安定でリズムのとれない走行でタイムもガタ落ち。
適正ギアを使わないとヒルクライムはタイムが出ない。
今年は回すを課題にトレーニングしてた意味がないではないか!
などなどを痛感しながらラストのアップダウンへ。
こうなると、回せない=変に力を出し切れないためここからダッシュをかけます。
こう考えると、ちゃんと適正ギアでうまく足を使って効率よく足を使わないとタイムはアップしませんね。
私だとここでは、34-28または34-28以上のギア が必要かと思われます。
もちろん、これは個人差があるもので、ガンガン重いギアもぶん回せるフィジカルある人は36-28でも余裕かと思います。
もちろん私も、もっとしっかりトレーニング追い込んでフィジカル上げておけば36-28でも大丈夫かもしれませんが、そこまで上げられないなら、もっと軽いギアを用意ですね。
ちなみにタイムは・・・1時間10分位かかりました。
新型正式発表!SGX-CA600!!
アメリカのインターバイクで発表後、ペダモニユーザーの間では色々とザワついていた新型サイコンSGX-CA600!!
とうとう正式発表となり、秋の鈴鹿エンデューロとサイクルモードでも実物がお披露目となりました!!
同時に新型センサーSGY-PM930Hも発表、前型と違うのはBluetoothに対応と左センサーが少し薄くなった点。もちろん、それにより車種対応幅が広がったので、新型センサーのメリットもありますが、今回は大幅に仕様の変更や改良があった新型GPSサイコンCA600(以下600)をフライング使用させて頂き、トレーニング内容と合わせてレポートです!!
さて、見た目もカッコいい!600
色々新機能もあり、何からレポートするか迷いますが・・・
とりあえず、ペダモニと言えばペダリング効率を出せる機能!
これからいこうと思います。
下の画面、この画面構成は私的にはお気に入りです。
(画面構成は自分でカスタマイズ可能!かなり色々出来ます)
ローラー回しながらの撮影なので・・・
左上から
左右合計パワー・ケイデンス・スピード
左右ペダリング効率インジケーター(NEW)
左右パワーバランスインジケーター(NEW)
左ペダリングベクトル・右ペダリングベクトル
です。まずフルカラー!マイナスベクトルが特に見やすいです!!
これだけでも、自分のペダリングの特徴などをより確認し易くなりました。
ここで、新機能インジケーターの詳細ですが
●左右ペダリング効率インジケーター
左右のペダリング効率の合計を数値化し、それをインジケーター表示する新機能。
今までは合計数値のみ数字表記していました。
それをインジケーター表示することで、パッと見の視認性はかなり向上して、実走でもより安全に確認出来る感じです。
(もちろん、集団走行や車・障害物の多い町中などでは細心の注意が必要ですが)
特筆なのは、画面に見える青い範囲!!
左と右の写真では青の範囲が移動しています。
これは、その時のパワー値やケイデンス値により移動します。
パワーが上がると相対的なペダリング効率は上がりますので(逆にパワーが低くてケイデンスが高い時は相対的にペダリング効率は低下します)、それに合わせて青い範囲が移動し、その中またはそれを越すあたりの範囲で高いペダリング効率を出せれば「Good!」サインが出ます。これにより、むやみに高いペダリング効率にとらわれたりする必要もなく、かと言ってペダリング効率が足りない状況でそのままにすることもないトレーニングが可能です。
これ、かなりよいと思います!!
●左右パワーバランスインジケーター(NEW)
これは、今まで数字表記していた左右バランスをインジケーター表示することにより、ひと目でバランスのずれを確認出来る優れものです!!
左右の青い部分はそれぞれ5%位の偏りを表しているようで、そこを外れるとバランスがどちらかに偏りが大きいことが分かります。
このインジケーターの良いところは、偏りが直感的に認識でるので、自身のパワーバランスの傾向がすごくよく分かることです。
私の場合、今まではワークアウト平均値で左への偏りは認識していたのですが、どんな時・どんなタイミングで左に偏るのかがはっきり分かる様になり、より意識した改善トレーニングが可能になりそうです。
例えば、トレーニング前のウォーミングアップ低出力時に、ちょっと意識してインジケーターでバランス調整してあげると、身体の感覚もウォーミングアップできる感じです。
使用方法も使用者オリジナルの工夫をすれば、色々な使い方が出来そうです。
さて、まだまだ新表示機能は盛り沢山なのですが、次回以降でトレーニングと一緒に御紹介していきます。
(まだまだ全然試しきれておりません・・苦笑)
次回は・・・
ナビが!!